2012.10.23
カテゴリ:お知らせ
8年目
10月23日。
中越地震から8年です。
あの時、長男を妊娠中でした。
これから生まれてくる楽しみがたくさんありました。
実家から野菜をいただいて帰宅しようと立ち上がった瞬間、揺れ始めました。
今まで体験したことのない揺れ、ただ事ではない!と感じ、はだしのまま外へ飛び出しました。
誰も出ていない、あの揺れは何だったの?
そう思ったら、また揺れ出して・・・。
仕事中だった主人に電話してもつながらない。(その後電話がつながり、無事を確認することができました。)
怖くて一人で帰ることもできない。
真っ暗な家の中に入るのも怖い。
実家の近くの小学校を避難所として開放しているという話を聞いて、学校の体育館に向かいました。
毛布を持ち込み、暖をとり、余震で揺れるたびに近くの人と身を寄せて話をしたり。
中には生まれたばかりの赤ちゃんを連れた夫婦もいました。
ミルクのためのお湯も沸かすこともできない、泣かないようにあやしてみたり、大変だったと思います。
東日本大震災の日、中越地震のことを思い出しました。
あの時と同じだ!
当たり前の日常が当たり前でなくなる。
家族が一緒にいられることが幸せな事と感じるようになりました。
8年前の私より守らなければいけない大切な宝が増えました。
今日は家族で災害が起きた時の話合いをしたいと思います。