人との出会い
嬉しい言葉をいただきました。
「育ちの種のサイトを見ると元気が出るんです。今まで親からは決められたレールを用意されたり、その上を歩くように言われてきていて。仕事も安定を求めて働いてきました。
(興味ある)ボランティア活動に参加したり、興味ある場所に行ってみたりして、やりたいことを探してきました。
育ちの種のワークショップにも参加して、やりたいことが少し見えてきました。
親の言う通りの道を歩くのもいいけど、自分の道を見つけて行ってもいいんだと気付きました。」
私自信、この仕事を立ち上げる時に親からも同じことを言われてきました。
「今の時代、新しいことを始めるのは難しい。どこか勤めに出なさい。」
「そんなことが仕事になんてなるわけない、諦めなさい。」などと。
親の人生じゃない、私の人生なんだ。
やれるところまでやってみてもいいんじゃないかな?
ま、世の中そんなに甘くありません。
今までないものを作りだすのは大変です。
上の方(50~60代)からは話しすら聞いてくれなかったり。
ホント、甘くありませんでした。
しかし、確実に仲間は増えていますし、理解者も増えてきています。
クライアントさんからは温かな言葉、ワーク参加者からも嬉しい言葉を多く聞くようになってきました。
先週、行政の方とお話をする機会がありました。
50代くらいの女性の方だったのですが、やはりこの仕事を始めたきっかけを聞いてきました。
育ちの種を始めたきっかけ、家庭支援「そだちの庭」を始めたきっかけをお話ししました。
すると、ご自身の思いを話し始めたのです。
「私の大切な事って何だろう?って。」
誰もが分かっているんですよね、やりたいことを仕事にできたらどんなにいいか。
でも、どうやって仕事にしていけばいいのか、どうやってお金をもらえる仕組みにするのか。
私の考えの中に「ないモノは作ればいい」があります。
都会みたいに買い物する場所も、情報も少ないです。
なくてあきらめるのなら、自分で何とかやってみてからあきらめてもいいんじゃないかな?という考え方。
そんな考え方だから、自己流で天然酵母の勉強をしたり、洋服作りを始めたり。
好きな事だから調べられるし、勉強もしました。
そんな考え方だから、夢を仕事にする方法、仕組み作りを教えてくれる人、場所がないなら私たちがすればいいんじゃないかなって。
そして、代表を務めている崇照(たかあき)は一から勉強し始め、あらゆるセミナーに参加してみたり、資格を取ってみたり。
毎日、自分との戦いでした。
大変だったけど、嫌いじゃなかったんです。
途中で投げ出したいと思ったことは一度もないんです。
人前でしゃべることができなかったのに、今ではプレゼン大会で賞をいただいたり。
仕事が嫌で辞めたいと思っていた日々が、今はイキイキ仕事をしています。
2年前を知っている人は、別人に感じるでしょう。
あ、長くなってしまいました。
ようするに、この仕事をやっていてよかったと感じる毎日です。
人との出会いに感謝です。
かわしまあきこ