こども
みんなの庭でお母さんの相談を受けることが多いです。
うんうんと耳を傾けたり、時にはアドバイスをさせてもらっています。
このような仕事をしていると周りから「できるお母さん」「子育ては完璧なお母さん」と思われることもしばしばです。
でも、全くそんなことはありません。
私も子育てでたくさん悩みもあるし、つい感情的に怒ってしまうことも。
今、長男は小学2年生。
思っていることがなかなか言えなかったり、我慢してしまうことの多い性格です。
学校ではいい子に過ごしているんだろうな、と思います。
学校が終わると学童保育に通っています。
ここでも、いい子に過ごしている様子。
今日は、帰って来てからキャッチボールを楽しみました。
しかし、怒り気味。
棒を投げたり、怒られそうなことをして私の顔をちらちら観察。
いつもの私は怒ってしまうけれど、今日はぐっと我慢。
しばらく様子を観察していました。
きっと学校でいい子にしていて、発散をしたいんじゃないのかな?
この子なりに頑張っているのだから、溜まってきたもの吐き出させてあげなければ。
そんな余裕を感じ、様子を見ていました。
次男はマイペースに砂場で一人遊び。
その間に長男とスキンシップを図ることに。
長男のそばに近づいて、背中からぎゅっと抱きしめてあげました。
最初はこわばって抵抗していましたが、緊張がほぐれだし・・・。
何にも話しはしなかったけど、この数秒が彼にはよかったみたいで。
家に入る時、荷物がたくさんあったのですが、一番重い荷物を運んでくれ。
ホント、頼もしく大きく成長したなーと感じました。
子どもの成長とともに悩みも変わってきます。
いくつになっても悩みは尽きません。
同じ子供を持つママに聞くと同じような経験が。
悩んでいることって似ていたりします。
子育てに正解はありません。
だから悩んで当たり前だと思っています。
いろんな人に参考意見を聞くのもいいでしょう。
手探りの中、いろんな方法を試してみるのもいいでしょう。
親も完ぺきな人間ではありません。
できないこともある、失敗もする。
子どもに強い部分だけではなく、弱い部分も見せることで子どもの態度が変わることもあります。
時には甘えたり、時にはたっぷり甘えさせたりしながら、親の子も成長していければいいのではないでしょうか?
たくさん怒ってしまった日は、寝顔を見ながらでも「ごめんね」と語りかけてください。
忙しくて構ってあげられなかった日は、抱きしめて眠りましょう。
子どもたちの寝顔を見れば、親も癒されます。
私は今晩、長男を抱きしめながら眠りにつきたいと思います。